黒太子のルビー
黒太子のルビーをご存知でしょうか。
黒太子のルビーは英国王家の戴冠式用の王冠を飾る巨大な宝石です。ルビーといわれていますが、実はスピネルだということが近世になってわかりました 英国王家はそれを認めていませんが、例えスピネルだとしても、140カラットもの大きさで、鶏の卵ほどもあるスピネルは大変貴重で誇るべきだと思います。
鮮やかな深紅が美しいこのスピネルは、黒太子の時代のカスティーリャの王ペドロからもたらされ、その後何度も英国の危機を救ったといいます。 もちろん石が英国を救ったとは思いませんが、世界的に稀有なほと美しく大きなスピネルに不思議な力が宿っていたと考えられたとしてもおかしくはありません。 黒太子のルビーは、英国のシンボルだったのです。そのあたりに、英国王家が黒太子のルビーがスピネルを認めない理由があるかもしれません。 もちろん王家としての体面もあるでしょう。
黒太子のルビーが正面を飾る王冠は、年に数度女王の頭を飾る以外は、ロンドン塔に陳列されているといいます。英国を訪れる機会がありましたら、 是非ご覧ください



